鬱病生活記

 表紙
 目次
 はじめに
 第一章

 第二章

 第三章

 第四章

 第五章

 第六章

第四章 社会復帰への階段

1.ニート脱却へ

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10月20日(火) 22:00頃

【薬の量を減らしてみる】

前回の診察時から、夜の薬をバラで貰うようにした。
今までは、寝る前に使用する数種類の薬を薬局で1回分ずつ袋に入れてもらっていた。
それを、普通の錠剤のまま貰うようにしたのだ。

これは、私が診察時に「仕事前の朝、眠気を覚ます為にタバコを2本立て続けに吸う。」と主治医に話した事から、「薬が強すぎるのかもしれない」と言う事になり、睡眠薬等の量を自己調整しても良い事になった結果だ。
そこで、この所、薬の量を減らしている。
減らせるのは、睡眠持続薬と抗欝剤(パキシル)。
これらは、1回2錠だったので、それぞれ、1錠にしている。
残念ながら、睡眠薬は1回1錠なので減らしようが無い。(半分だけかじると言うのも嫌だし。)

まあ、薬を減らしたからと言って、特に抗欝剤の影響は、そんなに直ぐには出てこない。
(2週間ぐらいは、前の2錠だった頃の効果が消えないらしい。)
そのせいか、寝起き後の脳に濃い霧が掛かった様なボーっとした感覚は、未だに続いている。
よって、眠気覚ましのタバコも、欠かさずに吸う。

また、毎朝飲んでいる「デパス」には、完全に慣れてしまったのか、「過覚醒」気味なのか、これで眠気が促される事は無い。

それとは別に、睡眠持続薬を減らした結果か、今朝は5時に目が覚める始末。
昨晩眠りに付いたのは、0時頃だったと思う。
さらに、この所、夜中も何度か目を覚ます。
そして、何故か目を覚ます度に、冷凍庫からアイスを出して、一本食べる。そしてまた寝る。

・・・意味不明。
おかげで朝起きた時は、口の周りにアイスのベトベト感があったり、口の中には酸っぱいような感覚がしたり、そんな副作用がある。


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