第三章 鬱病者としての日々
2.調停待ちの日記
7月28日(火) 18:00頃
【今日は早く寝よう!】
今日は、幾分精神力が回復してきた。
昨晩は、この日記を書いた後、深夜0時頃までゲームを続けていた。変に集中力のある私は、疲れを感じながらも、ゲームに没頭した。(だから「アスペルガー症候群の傾向が見られる」と心理テストで出たのだろう。)
深夜0時を過ぎて、薬を飲むと、大分気持ちが落ち着いた。流石に、もうゲームをする集中力は残っていない。そんな私は、気が楽になったせいか、不図思い立ち、彼との示談の際にこちら側が請求する金額の算出を始めた。まあ、同居していなかったら彼のローン返済に貢献する事も無かったので、その事を前提に、金額を見積った。
そんな事をしていると、あっという間に朝の5時。全く、この私のやり始めると止まらない性分は、本当にアスペルガーっぽい。
そうして、空も明るくなった頃に、私は床に就いた。
眼が覚めたのは、7時ちょっと前。私は時計を見て、8時ちょっと前と勘違いして、慌ててゴミみ出しをした。(このマンションのゴミ出しの決まりは、朝8時までとなっている。)
ゴミをマンションのごみ捨て場に置き、部屋に戻り、テレビを点けると、「現在の時刻は、6時55分です。」なんて言葉が聞こえた。そこで、私が起きた時間が7時ちょっと前であると認識したのだ。
私は、凍ったバナナを口にすると、テレビを何時ものチャンネルに切り替え、再び床に戻った。
2〜3時間くらいウトウトすると目を覚まし、凍ったバナナを口にする。そんな事を繰り返しながら、漸く覚醒したのは、15時頃。
昨日よりは、大分、精神的に落ち着いた感じで、積極的な事が出来そうに感じた。そこで、今日は、金曜日に買ってあった野菜を使って、このところしていなかった、鍋一杯のカレーを作ろうと決めた。
けれども、カレールーが無い。何処に買いに行こうかと考えていると、いつもは使用しないのだが、歩いて僅かな所にある個人商店ぐらいなら行けそうだったので、そこに行こうと思うた。
昨晩、と言うよりは、早朝の寝る前にシャワーを浴びていたので、適当なジャージに着替え、早速、その商店へ赴いた。
中に入ると、これまでと商品のディスプレイが変わっていて、小ざっぱりと綺麗になっていた。
「この個人商店も、暇つぶしに営業している訳でなく、結構気合い入れているな。」と感心した私は、カレールーだけを買うつもりが、「ちょっと売り上げに貢献しよう。」と言う出来心が湧いて、パン、コーヒー牛乳、アイス、バナナ、タバコも追加して買って帰った。
部屋に戻ると、今日初めての『デパス』を飲み、買った物を片付け、簡単なカレー作りを開始した。このところ飲む『デパス』は、もう効いていないような気がする。気休め的な効果しか無いような感じだ。飲まずにいても何とか出来そうな気がしていたが、積極的な事をする前は、ついつい『デパス』を口にしてしまう。
カレーも作り終えた頃、丁度、『5時に夢中!』が始まる時間だったので、とりあえずそれを見て過ごした。その後、こうして日課としている、この日記を書いている。
今日はこれから何をしようか?
「職探し」と行きたいところだが、まだそんな感じにはなれない。これは、単なる甘えだろうか。
ゲームは、ちょっとやる気がしない。あれはあれで、結構疲れるので。
とりあえず、今日の目標は、「早く寝る事」だ。と言っても、深夜に見たいテレビ番組があるので、それを見終わってから、差し詰め2時〜3時ぐらい、その時には眠りに就きたい。
この様に、積極的に見たいと思えるテレビ番組が、『5時に夢中!』の他に出てきた事を考えると、やはり、大分精神的症状は良くなっているのだろう。鬱病であれば、「積極的に何かしたい。」と言うのは無くなる筈だし。
明日はもっと良い状態になっていれば良いが・・・。
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