鬱病生活記

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 目次
 はじめに
 第一章

 第二章

 第三章

 第四章

 第五章

 第六章

第三章 鬱病者としての日々

2.調停待ちの日記

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8月11日(火) 5:40頃

【地震で目が覚めた】

先ほど、地震で目が覚めた。
今回の地震は、初期微動(P波)を感じずに、いきなり主要動(S波)を感じたので、「やばい、震源が近い。」と思い、ちょっと焦った。
尤も、寝ていたから初期微動(P波)を感じなかっただけかもしれないが、私の予想は、それ程外れていなかった。
震源は、駿河湾だったとテレビで流れている。
そして、私の住んでいる地区は、震度4だそうだ。
幸いここら辺は、大きな揺れでは無かったらしい。

部屋では、2時間タイマー(2時間後に切れる)を設定した扇風機が、まだ動いていた。
最初は、「あれ?タイマーセットしたつもりだけど忘れたかな。」と思っていたが、床に就いたのが3時半頃だったので、地震が起きた5時ちょっと過ぎは、まだタイマーが働く時間でない事に気が付いた。

「2時間も寝ていないのに目が覚めるなんて…。」

地震に対して私が敏感なのか、単に眠りが浅いのか。
ちなみに、私は大地震で被災した経験等はないので、あまり地震に対して恐怖感を持っている方では無いと思う。

ただ、何故か地震があると、初期微動と主要動の間隔、揺れの大きさから、震源の近さや地震の規模が大体推測出来てしまう。
そう言えば、昨日も地震があった。
その時は、初期微動は殆んど感じず、あまり大きくない主要動を感じるだけだったので、「あんまり、規模の大きい物では無いな。」と思っていると、案の定、関東北部の震源地でも震度4程度の揺れで納まるものだった。

最近の地震で「やばい!」と感じたのは、「岩手・宮城内陸地震(2008年6月14日)」の時だった。
この時も今のマンションに居たのだが、ちょっと小さな揺れ(P波だったのかな?)を感じて、暫らくしてから、それなりの大きさの揺れ(後で調べてみると震度3だったらしい)が長時間続いたのであった。
その時の感想は、「これって、震源は遠いけど、かなりの高いマグニチュードの地震では無いか?」と言うものだった。
「内陸で起きていなければ良いが…」とテレビを点けると、どうやら、震源は岩手の内陸部だと言う。
「ああ、震源に近い所は相当な震度だろう。」
そう考えながらテレビで確認していると、やはり、大きいところでは震度6強もあったらしい。
(その後、震度7に訂正されたんじゃなかったかな?)


今朝の地震のおかげで、2時間も寝てないと言うのに目が覚め、これを書いている。
(これを、さっさと書いているのは、今日もホームページの改修作業に没頭したいから、と言う理由もある。)

これを書く前は、床から這い出て、直ぐにテレビをつけ一服しながら状況を確認していた。
その後、テレビが流す情報からは、「そんなに大きな被害はなさそうだ。」と感じられたので、ゴミ出しや、そのついでに台所のシンク周りの掃除をした。

流石に、ちょっと眠気を感じて来たので、これからもう一度床に戻る。


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